Nexus7に後継機はあるのか。 その3〜中華もの
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ここで言う「中華もの」とは、大陸系のメーカーのことです。
正直言って、この所謂「中華もの」については、
ごく最近まで眼中なかったです。
というか、非常に悪いイメージを持っていましたね。
いまでも素性に対するイメージはあまり変わりませんが、
プロダクトとしては興味深いな、と。
限定しましょう。
Huaweiのスマホ&タブレットの世間の評価がすこぶる高い。
それでもなお懐疑的だった私ですが、
ZenPad3とZenFone3の実機を触りにいったときに
たまたま見かけたHuaweiものが気になったんですね。
実は件の条件にあう商品がHuaweiものには結構あります。
高い方から
Mediapad M3
Mediapad M3 lite
Mediapad T3
Mediapad T2 7.0 PRO
T2 7.0 PRO以外は
概ね8インチのタブレットになります。
なにに惹かれたのかといいますと、
こいつらですね、幅が狭いんですよ。
画面対角がZenPadやiPadと違うんですね。
結果Nexus7に対して約1cmの違いに収まってるんです。
片手操作は厳しいかも知れませんが、
片手持ちがZenPadより楽なのは言うまでもありません。
ZenPadだとさらに1cm以上大きくなってしまいます。
重量的にもM3系はZenPad3より10g軽く、
Nexus7より10g重いだけです。
ということで、個別に見ていきましょう。
まずT2 7.0 PRO。
名前の通り候補中唯一の7インチタブレットになります。
なら、これでいいんじゃね?って話ではありますが、
候補には入れていますが、
いろいろ問題がありまして。
一番の問題はそんなに古くない端末なのにOSが
Android5.1だということ。
Nexus7はGooge謹製ということもあり、OSは6.0まで更新されています。
(ここまでって発表もされてます)
ハード的なスペックはほぼNexus7に匹敵するので悪くはないのですが
このOS環境は痛いですね。
アップデートの可能性もほぼないので、
マイナス3点。
またHUAWEIの候補中、唯一のプラスチック筐体はかなり安っぽいです。
マイナス1点。
新型のT3 7.0にSIMフリーモデルがあればドンピシャなんですが。
残念。
Mediapad T3。
こちらはすごく安いんですが、まず画面の解像度が低い。
目が悪いので、一枚写真とかではそんなに画質はわからないんですが、
おそらく細かい文字とかは見にくいだろう、と。
マイナス1点。
M3とM3 Lite。
LiteはM3の廉価版でディスプレイやCPUが安くなっています。
とは言え、十分な性能を確保しているので悪くはないです。
ただM3との直接比較でややコストパフォーマンスが悪い印象がある、
という程度です。
M3はほぼ欠点はないんですが、
画面のフレームがね、白いんですよ。それがちょっとかっこ悪いかな。
という感じ。
ということで
じゃあ、ほぼMediapad M3で決まりってことですね。
が、これがねー。なんか品薄なんですよ。
スタンダードモデルはほぼ売ってないし。
いやいや悩ましいわ。